こんにちは!草村朱音です。
もうすぐわたしの車(あと2ヶ月で10年選手)の
自動車保険の満期日がきちゃうよ~とのことだったので、
前回と同じプランで更新しようかな~と思ってたんです。
いつも1年分の保険料を、更新月に一括で支払っているのですが、
今年はちょっと生活費がきついので、ゆるっと

って考えてたんです。
が
が
が!!!
私が入っていてた車の保険は、
クレジットカードがないと分割払いできないとのこと…orz
(デビットカードやプリペイドカードのauウォレットでもだめでした…)
嫌なことを先延ばしにしてしまう性格のわたし…。
「分割払いできない」とわかった日が、
もうすでに満期日の前日(しかも数時間前)だったこともあり、
別の保険に切り替えるとしても、見積とったりすると間に合わない…。
でも、無保険状態ではなにかあったときに怖すぎる…orz
貧乏だからこそ、保険がないとなんともなりません。
なので、生活費はないものの…しょうがないので
車両保険はつけずに、去年と同じ3万2000円のプランで更新しました…
(しかも去年と同じ保証内容なのに年間走行距離が増えていて値上がり)
支払いは1年分の保険料を一括で支払いました…。
迂闊だった~…(´・ω・`)
そこで、もっといい方法はなかったのかな~…と思って、
改めて調べてみることにしました。
自動車保険を途中で解約したら返戻金は戻ってくるの?
「時間がないからとりあえずこのまま更新しよう…!!」
と思ってわたしが支払った、1年分の車の保険料…。
これ、保険を解約したら支払った保険料は戻ってくるのでしょうか?
調べてみたところ、
保険料を一括で支払っている場合は解約返戻金(かいやくへんれいきん)を受け取るができる可能性があるそうです!
(日割り計算はできないので、月払いで払っている場合は返戻金はなし)
ただ、保険会社によって
「短期率」で計算する方法と、「月割り」で計算する方法があり、
解約する期間や計算方法によって返金される金額は変わります。
自動車保険の解約返戻金の短期率ってなに?
自動車保険の「短期率」というのは、
保険料を支払った自動車保険の残りの保険期間から、
解約時の返金額を計算するときに使う、保険会社独自の係数のことだそうです。
自動車保険の解約時の返金では、
この「短期率」で計算する保険会社が多いみたいですね。
この短期率はどのくらいなのかというと、たとえば…
【例:ある保険会社の短期率】
7日まで→10%
15日まで→15%
1ヶ月まで→25%
2ヶ月まで→35%
3ヶ月まで→45%
4ヶ月まで→55%
5ヶ月まで→65%
6ヶ月まで→70%
7ヶ月まで→75%
8ヶ月まで→80%
9ヶ月まで→85%
10ヶ月まで→90%
11ヶ月まで→95%
12ヶ月まで→100%
となっています。
(この「%」は、戻ってくる金額ではなく保険会社がお金をもらう割合です。)
この「短期率」を使って返還金額を計算することができるみたいです。
たとえば、短期率に例をだした保険会社の場合で、
年間の保険料30000円を一括払いしたとして計算してみます。
【最初の7日まで】短期率10%
の時点では、自動車保険を解約したときの返還保険料は
30000円の10%を保険会社に渡す形となるので、
「30,000×(1-10%)=27,000円」
【6ヶ月経過まで(7ヶ月未満)】短期率70%
の時点では、自動車保険を解約したときの返還保険料は
30000円の70%を保険会社に渡す形となるので、
「30,000円×(1-70%)=9000円」
【11ヶ月経過まで(12ヶ月未満)】短期率95%
の時点では、自動車保険を解約したときの返還保険料は、
30000円の95%を保険会社に渡す形となるので、
「30,000円×(1-95%)=1,500円」
…?
えっ!?!?
「6ヶ月経過時点」では、まだ1年の半分しかたっていないので
払い込んだ保険料の半額、15000円くらい帰ってきそうな感じで考えていましたが、
短期率で計算すると、たった9000円しか返ってこない…orz
なんだかとっても損した気分になります…。
自動車保険の解約時に短期率を採用している会社一覧
ちなみに、自動車保険の解約時に
「短期率」で解約返戻金を計算している保険会社はこちらです。
- SBI損保
- アクサダイレクト
- イーデザイン
- ソニー損保
- チューリッヒ
- 三井ダイレクト
ただし、「11回払いの場合は月割で計算する」…など、独自の規定を設けている保険会社もあるので確認が必要です。
自動車保険の解約返戻金の月割りってなに?
対して、「月割り」で計算する保険会社では、
残りの保険期間の分の保険料が丸々返ってくることになります。
(契約した日を1日でも過ぎていれば「1ヶ月」と考えます)
なので、たとえば年間の保険料が30,000円だった場合、
1ヶ月の保険料は2,500円となるので、
契約から7日→返金金額は27,500円
(1ヶ月分の保険料を引いた11ヶ月分を返金)
契約から6ヶ月と10日→12,500円
(7ヶ月分の保険料を引いた5ヶ月分を返金)
契約から10ヶ月と3日→2,500円
(11ヶ月分の保険料を引いた1ヶ月分を返金)
となります。(たぶん)
6ヶ月と10日では、「約6ヶ月」ではありますが、
1日でも過ぎると「7ヶ月」として計算されます。
自動車保険の解約時に月割を採用している会社一覧
自動車保険の解約時に
「月割」で計算している保険会社はこちらです。
- そんぽ24←(※わたしはこの自動車保険にはいってます)
- おとなの自動車保険(セゾン)
自動車保険の解約返戻金の短期率と月割はどっちがお得?
じゃあ、
「短期率」と「月割り」だと結局どちらがいいのかってことなんですが、
これは「月割」の保険会社の方が顧客のことを考えてくれている印象を受けました。
というのも、
同じ保険期間での解約返戻金を比べてみると…
7日経過時の解約返戻金比較
- 短期率→27,000円
- 月割→27,500円
6ヶ月以上7ヶ月未満の解約返戻金比較
- 短期率→9,000円
- 月割→12,500円
11ヶ月以上12ヶ月未満の解約返戻金比較
- 短期率→1,500円
- 月割→2,500円
となっていて、月割で計算してくれたほうが、
同じ保険期間でも、戻ってくるお金が多いことがわかります!
なんというか、普段は見えないところですが
「お客様の損にならないように…」という気持ちが見える気がします。
自動車保険を乗り換えたいけど途中で解約すると損?
でも…
やっぱり「保険は途中で解約すると損する」とかよく聞くし、
自動車保険も同じなのかな~…と思ったんです。
今のギリギリな財政状況で損はしたくない…(;_;)
そこで、自動車保険を乗り換えるときに損をしないためのポイントについて
まとめてみようかな~とおもいます!(→次の記事へつづく)
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