こんにちは!草村朱音です。
前回の記事の「天国言葉」はどこへやら、
「めんどくさー!」「わかんないー!」
といいながらパソコンに向かっていますw
夫がブラックな会社をやめたことで、我が家の収入は激減中!
失業保険をもらえるかもらえないかで、やっていけるかどうか決まるので、いろいろ調べなきゃいけないことが多くて、てんてこまいになってます。(「ていうかなんでわたしが調べないといけないんだ!」ってとこまでストレス溜まってますw)

ということで…
現在、こんなことをして稼いでいる夫なんですが
そろそろ失業保険の給付制限3ヶ月が終わります。
(※↑この画像に悪意はありません)
たまにまた介護の仕事も見ているようなのですが…
なかなかいいとこないですよね^^;
ということで、今度の認定日に、
夫が稼いだネットでの収入を申告しなくちゃいけないのですが、
失業保険はどの程度減額されるのか…あるいは全然もらえないのか…
その計算方法を調べて予定を立ててみることにしました。
失業保険受給中で収入がある時にもらえる手当の計算方法【計算式】
ということで、早速ですが
この先いくら失業保険がもらえるのか計算するために準備するものは
- 離職時賃金日額がわかるもの※1
- 基本手当日額がわかるもの※2
- アルバイトなどで働いた金額と日数がわかるもの
が必要です。
働いて収入がある日でもらえる給付金の計算式は、
■基本手当日額+(収入を得た金額-控除額※1)
=離職時賃金日額の80%※2以内の場合→全額支給
=離職時賃金日額の80%以上の場合→80%を超えた分が減額される
=離職時賃金日額の80%よりも[収入を得た金額-控除額]の金額の方が多い
→支給なし(先延ばしにされるみたいです。でも、減額はされないので損しない)
となります。
※1 控除額は2017年8月時点(毎年8月に改訂)で1,287円です。
※2「離職時賃金日額の80%」という金額は、
「離職時賃金日額×0.8」で計算することができます。
↑の式の「収入を得た金額」は、給料日にもらった総額ではなく、
[アルバイトをしてもらった金額÷働いた日数]
で出てくる金額をいれてくださいね!
久しぶりの計算式で頭が破裂しそうなので…
たとえば…の例を出すとこんな感じになります。
(違ってたら教えていただけると助かります!)
↓
失業保険受給中に働いた場合の例:
[離職時賃金日額が10,000円・基本手当日額が5,891円・アルバイトで得た報酬が2,000円の場合]
- 離職時賃金日額10,000円の80%=8,000円
- アルバイトで得た報酬2,000円-控除額1,287円=713円
- 基本手当日額5,891円+↑の2.で計算した713円=6,604円
→3.が離職時賃金日額の80%を超えていないので、失業保険は基本手当日額の5,891円が全額支給される。
[離職時賃金日額が10,000円・基本手当日額が5,891円・アルバイトで得た報酬が5,000円の場合]
- 離職時賃金日額10,000円の80%=8,000円
- アルバイトで得た報酬5,000円-控除額1,287円=3,713円
- 基本手当日額5,891円+↑の2.で計算した3,713円=8,712円
→3.が離職時賃金日額より多いので、80%を超えた分の712円が減額されて基本手当日額5,831円-712円=5,179円が支給される。
[離職時賃金日額が10,000円・基本手当日額が5,891円・アルバイトで得た報酬が10,000円の場合]
- 離職時賃金日額10,000円の80%=8,000円
- アルバイトで得た報酬10,000円-控除額1,287円=8,713円
→2.で計算した[収入-控除額]が離職時賃金日額の80%より多いので、
失業保険の支給はなし。(ただし、次に繰り越される)
失業保険の離職時賃金日額の計算式
ちなみに、離職時賃金日額が分かるものがない場合は、
「退職前の6カ月間の給与(ボーナスは含まない、残業代などの手当は含む)÷180日」
でざっくりと計算することができます。
例:
- 12月→20万(残業代・資格手当等含む)+ボーナス30万
- 1月→20万(残業代・資格手当等含む)
- 2月→21万(残業代・資格手当等含む)
- 3月→21万(残業代・資格手当等含む)
- 4月→20万(残業代・資格手当等含む)
- 5月→21万(残業代・資格手当等含む)
の場合、賃金日額は
(20+20+21+21+20+21)÷180=6,833円
となります。(ボーナスは計算に入れませんでした)
失業保険の基本手当日額の計算式で簡単に答えを求める方法
↑で計算した「賃金日額」をもとに、
失業保険の基本手当日額を計算することができます。
厚生労働省のサイトでも、計算式を見ることが出来るんですが
「え…?”w”って何…?」
「2乗とか久しぶりにみたわー!!」
と、なんだか混乱してしまったので、計算しやすくまとめてみました。
ちなみに、式を見ても計算の方法がわからない場合は、
- 式の「賃金日額」の部分に自分の賃金日額の金額を入れる
- 検索エンジンのGoogleさんで検索する
というだけで、答えを教えてくれますよ。
というわけで、基本日額の計算式はこちらになります。
↓
基本手当日額の計算式 離職時の年齢が30歳未満の場合
- 賃金日額が2,470円以上4,940円未満
[基本手当日額=0.8×賃金日額] - 賃金日額が4,940円以上12,140円以下
[基本手当日額=((-(賃金日額×賃金日額))+(24,140×賃金日額))÷24,000] - 賃金日額が12,140円超13,420円以下
[基本手当日額=0.5×賃金日額] - 賃金日額が13,420円以上
[基本手当日額=6,710円]
基本手当日額の計算式 離職時の年齢が30歳以上、45歳未満の場合
- 賃金日額が2,470円以上4,940円未満
[基本手当日額=0.8×賃金日額] - 賃金日額が4,940~12,140円以下
[基本手当日額=((-(賃金日額×賃金日額))+(24,140×賃金日額))÷24,000] - 賃金日額が12,140円超14,910円以下
[基本手当日額=0.5×賃金日額] - 賃金日額が14,910円以上(上限給付額)
[基本手当日額=7,455円]
基本手当日額の計算式 離職時の年齢が45歳以上、60歳未満の場合
- 賃金日額が2,470円以上4,940円未満
[基本手当日額=0.8×賃金日額] - 賃金日額が4,940~12,140円
[基本手当日額=((-(賃金日額×賃金日額))+(24,140×賃金日額))÷24,000] - 賃金日額が12,140円超16,410円以下
[基本手当日額=0.5×賃金日額] - 賃金日額が16,410円以上(上限給付額)
[基本手当日額=8,205円]
基本手当日額の計算式 離職時の年齢が60歳以上、65歳未満の場合
- 賃金日額が2,470円以上4,940円未満
[基本手当日額=0.8×賃金日額] - 賃金日額が4,940円以上10,920円以下
(A)[基本手当日額=(( -7(賃金日額×賃金日額))+((130,260×賃金日額))÷119,600] (B)[基本手当日額=0.05(賃金日額)+4,368] →(A)(B)のいずれか低い方の額 - 賃金日額が10,570円超15,650円以下
[基本手当日額=0.45×賃金日額] - 賃金日額が15,650円超
[基本手当日額=7,042円]
失業保険受給中で収入ありでも満額支給される条件とお得な働き方
ということで…
失業保険受給中に働いた場合、1日の収入額を
離職時賃金日額の80%-基本手当日額-控除額1,287円
よりも少なくすれば、バイトして収入がある場合でも
失業保険が満額もらえるみたいです。
そして……1番損なのが、
「支給なし」よりも「減額して支給される場合」です。
失業保険で「減額して支給」される場合、
「少しでも収入が入ってくるならいいか…」と思うかもですが
減額された分は後から戻ってこないので、減らされた分損します。
トータルで考えるともらえる失業保険の金額が少なくなってしまうから。
なので、
どうせなら働く日を少なくして1日の収入をなるべく多くして、
「離職時賃金日額の80%よりも[収入を得た金額-控除額]の金額の方が多い」
→支給なし
としたほうが、直近での支給額は減るものの
あとで1日分丸々もらえるので支給なしの方がお得…ということかもですね。
(給付期限をすぎるともらえなくなっちゃいますが)
失業保険受給中でネット収入がある場合はどうなる?
で、単発バイトとか短期のバイトとかだったら
「この日とこの日に働いていくらもらった」
っていうのが明確だと思うんですが
たとえば、趣味のブログにアドセンスを貼っていて、
そこから広告収入がある場合などは、
いつ作業したかなんていちいち覚えてないしわかんないですよね。
この場合、
- 記事を書いた日
- 過去記事を更新した日
- リサーチ(調べ物)をした日
- ブログのカスタマイズをした日
などが「働く日」とされるようなので、結構な日数になるかもしれません。
1ヶ月のネット収入をその働いた日の日数で割ったら…いくらになるでしょうか?
特別稼いでいるわけじゃなければ、普通に失業保険はもらえるかなと思います。
ちなみに、うちの夫がネットで稼いでいる方法の認定日での申告については、
- 記事を書いた日
- リサーチ(調べ物)をした日
- 記事を販売した日
で申告してもらおうと思っています。
それでちょっと計算してみたところ、
1番損をする「減額して支給される」というところに当てはまりそうです…orz
もっと早く調べておくべきでした…。
(たとえば、1日あたり短時間で毎日やるんじゃなくて、
1日集中型にしてもらうとかできたのに)
さらに!!
なんと、「振込まれる日を遅らせる(キャリーオーバー)」ということにして、
失業保険を全部もらってから、ネット収入を振込してもらう…という方法もあるそうです。
(ハローワークでは「いつ入金があったか」が重要となるからだそうです)
すごい!
ネット上って、探すとこういう猛者がいるから面白いですよねw
夫にこのことを話したら

と言われ、(なんでこんなときだけ真面目だよ!w)
「ハローワークの人に聞いてみて!」といったけど却下されました。
う~ん…わたしはいい方法だとおもったんだけどなぁ…。
失業保険受給中で収入がある場合でももらえる手当の計算式まとめ
ということで、我が家の場合…
ちゃんと認定日に現状を申告したとしても(当たり前だけど)
「多少なりとも失業保険はもらえそうかな…」という感じです。
かなり減額されちゃうのでもったいないんですが…^^;
さすがに、ペナルティの3倍返しなんてできないので正直に行こうと思います。
次の心配は住民税です…。
シミュレーションでなんとなく計算はしているものの…
いくら請求がくるのかビクビクしてますorz
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