こんにちは!草村朱音です。
最近「扶養を抜けた場合」に備えて、ずっと国民健康保険について調べているのですが、保険料を安くするために「国民健康保険組合」に加入するのはわたしの場合無理だ…ということがわかりました^^;
そこで、他に保険料を安くするための方法はないのかな…と思い調べたことを、ここにメモしておこうと思います。
難しくてめっちゃ疲れました…(´;ω;`)w

個人事業主が国民健康保険料を安くするための秘策とは
国民健康保険を安くするための方法を調べてみたところ、
- 国民健康保険組合に入る(わたしは該当しませんでした…)
- 青色申告をする
- 収入を減らす
- 経費をたくさん使って所得を下げる
- 会社に就職する
- 法人化して会社にしてしまう
- 保険料の安い市町村に引っ越す
- 世帯合併する
などの方法があるようです。
国民健康保険組合に入る…という意外にもいろいろあるんですね~!

国民健康保険料を安くする方法1 青色申告をする
まず、

と、いつも思って嘆いているだけの国民健康保険。
ちゃんとその保険料を計算してみようと思ったところ、
国民健康保険料の計算式は
(所得-基礎控除33万円)×保険率=国民健康保険料
※基礎控除には、38万円と33万円があり
・38万円…「所得税」の計算に用いる基礎控除額
・33万円…「住民税」の計算に用いる基礎控除額
となるらしいので、
「所得」を減らせば、保険料も低くなる…という仕組みらしいです。
そこで「青色申告」の控除が保険料の削減に役に立ちます!!
個人事業主の確定申告の方法は、
白色申告と青色申告の2種類があります。
白色申告には控除がありませんが、
青色申告には10万円控除(簡易簿記)のものと、
65万円控除(複式簿記)のものがあります。
この10万円or65万円を所得から控除できれば、
国民健康保険の保険料が安くなる…ということらしいです。

ちなみに、確定申告は弥生の青色申告オンラインでやってます。
ほんと神ですwわたし、これないと確定申告できませんw
「65万円の控除は欲しいけど、複式簿記なんてできないよ~!」って方は、
このソフトを使えば自動でやってくれるのでおすすめです。
↓
国民健康保険料を安くする方法2 収入を減らす
「国民健康保険料がバカ高い…」
じゃあ、保険料を下げるためにはどうしたらいいのか。
収入を減らせば、所得も下がります。
所得がさがれば、たしかに保険料も下がります。
むしろ、扶養から抜けなくてもいいくらいの収入に調節すれば、
扶養を抜けなくていいので国民健康保険が高いという心配もなくなります。

わたしの場合、借金残高+任意整理の弁護士費用で、
約600万円になった借金を返していかないといけないので
(毎月返済してるので今はもう少し減ってると思いますが…)
収入を減らす…というのは得策ではないかなと思います。
国民健康保険料を安くする方法3 経費を使う
保険料が減っても収入を減らしたら意味がない…ということは、
やっぱりこの方法が1番有効だと思います。
「経費を使う!!」
「所得」は「収入-経費」で求められるので、
収入が多くなっても、経費をたくさん使っていれば、
所得が減るので、国民健康保険の保険料も下がります。
しかし、国民健康保険の保険料の計算で、
収入からひいて所得が下がるのはあくまでも「経費」であり、
「所得控除」ではないので注意が必要ですね…。

- 医療費控除
- 社会保険料控除
- 小規模企業共済等掛金控除
- 生命保険料控除
- 地震保険料控除
- 寄附金控除
- 障害者控除
- 寡婦控除
- 寡夫控除
- 勤労学生控除
- 扶養控除
- 配偶者控除
- 配偶者特別控除
収入から経費や↑この所得控除をひいた金額が、「課税所得」となります。
課税所得は、所得税、住民税などの計算に用いられるようです。
なので、国民健康保険を安くするのが目的で
「新しく保険に入ったら生命保険控除になるから契約しよ~!」

と、保険に加入して保険料を払っていたとしても、
それは「所得控除」になるので所得税や住民税は安くなるかもだけど、
国民健康保険の保険料は安くならない…ということなんですね。

青色申告をしている場合は、
申告していれば青色専従者給与(家族への給料など)も経費になるそうです~!
国民健康保険料を安くする方法4 会社に就職する

「就職して会社の社会保険に入れば国民健康保険への加入はいらない」
となります。
しかも、その社会保険料は会社が半分負担してくれます!!

保険料の半分を会社が払ってくれる…というのは
めちゃくちゃお得ですよね~!!ヽ(;▽;)ノ
その他の手段として、
「会社に就職」…ではなくても、法人化して会社を作れば、
健康保険料は安くなるそうですが…
法人にすると法人税や厚生年金などが増えるので、
結局支払うお金はあまり変わらないかもしれませんね…。
国民健康保険料を安くする方法5 保険料の安い市町村に引っ越す
それから、わたしは今田舎に住んでいるのですが
国民健康保険は、市町村で保険料が違うそうです!
ちょっとこの表を見てみてください!!
国民健康保険料 高い自治体 ランキング 年収400万円(単身、介護保険未加入)の場合
順位 都道府県 市(区) 年間保険料 最安市との差額 年収割合 高い 1位 広島県 広島市 636,735円 +345,015円 15.9% 2位 兵庫県 神戸市 593,697円 +301,977円 14.8% 3位 北海道 函館市 574,067円 +282,347円 14.4% 4位 大阪府 東大阪市 552,515円 +260,795円 13.8% 5位 山形県 山形市 531,155円 +239,435円 13.3% 参考 28位(99位) 大阪府 大阪市 471,454円 +179,825円 11.8% 48位(79位) 愛知県 名古屋市 435,581円 +143,861円 10.9% 55位(72位) 神奈川県 横浜市 423,501円 +131,781円 10.6% 92位(35位) 東京都 23区 354,049円 +62,329円 8.9% 安い 5位(122位) 神奈川県 平塚市 323,805円 +32,085円 8.1% 4位(123位) 愛知県 春日井市 321,730円 +30,010円 8.0% 3位(124位) 神奈川県 相模原市 313,900円 +22,180円 7.8% 2位(125位) 愛知県 豊田市 294,280円 +2,5600円 7.4% 1位(126位) 静岡県 富士市 291,720円 ±0円 7.3%
こんな感じで、住んでいる場所が違うだけで、
年間の保険料が345,015円も安くなる…ということがあるそうです。

しかし…すごいですよね。
1番保険料が高い地域と安い地域を比べると、
年間で345,015円の差額があるっていうなら…2年で690,030円、
3年で1,035,045円…10年で3,450,150円の違い!?!?
3年でも100万円以上、10年で300万以上も保険料が安くなるなら、
保険料が安い地域に引っ越すだけでも節約になりそうですね…!
国民健康保険料を安くする方法6 世帯合併する

って思って調べてみたんですが、世帯合併というのは、
たとえば親世帯・子世帯で同居していて、
世帯主2人が同じ住所に暮らしている場合がありますよね。
国民健康保険の保険料は、「1世帯」での計算になり、
国民健康保険料には世帯での上限・年間約70万円という決まりがあるので
それ以上の保険料は支払わなくてもいい…ということになるそうです。
なので、2世帯住宅で暮らしているなどの場合、
世帯主1人にして世帯を一緒にしてしまえば、
保険料が安くなるかもしれないね…ということらしいです。
国民健康保険料を削減するための方法まとめ
ということで…
国民健康保険料を安くするための方法をいろいろ調べてみましたが、
この中でわたしが1番「できそうだな」っておもったのは、
青色申告の65万円控除。
ですが、これはもう対象になっているので…
これからできることといえば、
「経費を使う」
ということでしょうか…。
でも…経費を使うって言っても…
いつも10万円くらいは返済に回さないといけないし…
生活費だって必要だし……

それに、そんなに経費としての使い道なんてわからないし…
ちょっと考える時間が必要みたいです…。

コメント
今回の国保の件もためになりました。ありがとうございます。
朱音さん、経理をはじめられるのですね。頑張ってください!
青色申告は、一応クラウドソフトなどでチャレンジしてみましたが、トライアルでどれをやってもできませんでした。
私は結局、プロに丸投げです。
”簡単に青色申告!”と謳ってますが、やっぱり少しでも簿記の知識がないとソフトも無理だそうです。自分で複式簿記で帳簿をつけるには、せめて簿記3級の腕が必要だとか。(プロからそう言われました)
まずは慣れるまで出納帳だけ手書きで自分でつけるように指示されてるので、それを書いてるだけです。
あと毎月一度プロの元で質疑応答と出納帳の答え合わせしています。赤点生徒です。笑
「なんでもかんでも経費にする」ことも素人ではなかなか難しいので、プロの按分テクニックも必要かもしれません。
その手の裏技を習ってきたら、朱音さんにもこっそり情報流しますね。笑
まゆさん
この間の3月が初めてだったんですが、
確定申告ってめっちゃ大変ですね~^^;
少しずつ毎日やってればいいんでしょうが…
わたしには向いてないのであとでガーッと頑張るしかないな…
と半分諦めたりしています(笑)
わたしは、去年はやよいの青色申告オンライン
の無料体験版で、
無料でなんとかやり過ごすことができたんですが…
ちゃんと出来ているかどうかも不安なままで申告してしまいました(笑)
たしかに、わたしの場合昔無職だった頃、
職業訓練に通った時に日商簿記3級を取らせていただいたので、
なんとかかんとかでも形になったのかな…って思ってます。
(それでもわからなくて呻きながら調べたりしましたが…w)
プロに頼むと、やっぱり数万円は必要ですよね…^^;
となると、やっぱり我が家の場合はきつくて…
でも、まゆさんのようにちゃんと見てもらっていれば安心だし、
「あとから税務署に「これなんですか?」って言われたりしないかな…」
なんてビクビクする必要もなくなるので、いつかは…とは思うのですが^^;
「プロの按分テクニック」、もし仕入れたらぜひ教えてくださいッヽ(;▽;)ノw
毎日勉強勉強~ですね(´・ω・`)!