こんにちは!草村朱音です。
GW…お疲れさまでした~!!
なんかもう燃え尽きた…と言う感じで疲れていたところなんですが
そんな中、放火が多発しているというニュースを目にしました。
放火なんてされたら…
娘の写真はもちろん、はじめてくれた母の日のプレゼントも
七五三のお着物も、この間作ってきたこいのぼりの工作も…
そして任意整理の書類も…なにもかもが無くなってしまう!!
パソコンが燃えて溶けてしまったら、もはや何もできない…
放火の被害を防ぐためにはどうしたらいいんだろう?
我が家の場合はめっちゃ古いアパートなので、
多分火をつけられたら完全に燃えてしまうだろう…とは思うのですが
借金が500万円あっても、マイホームの夢は諦めていないわけで…
じゃあ、どんな家だったら放火されても大丈夫なのかな…
と思い、燃えにくい家について調べてみました。
連続放火事件で不審火が12件相次いでいるらしい
まずは、わたしが目にしたニュースはこちら。
同一犯?不審火相次ぐ 越谷・吉川で12件、隣県でも
4月上旬から今月にかけて、隣接する越谷市と吉川市で不審火が12件相次いで発生している。約60人態勢で捜査を進める県警は、同一犯による連続放火事件の可能性もあるとみている。発生から約1カ月。越谷、吉川両市に近い茨城県守谷市でも6日未明に不審火が相次ぎ、関連を調べており、千葉県野田市など付近の自治体は警戒を強めている。(飯嶋彩希)
引用:Yahoo!ニュース https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180508-00000003-san-l
約1か月で12件もの放火があったということで…異常ですよね。
愉快犯の可能性が高いと言われている今回の事件…
被害者の方は本当に大変でしたね…。
放火って、大きな財産である家はもちろんですが、
思い出や命も奪われてしまうと思うと…本当にひどいです。
しかも、先に火をつけた家に消防車が出動する時間帯を見計らって
少し離れたところにまた火をつけて、被害範囲を広げよう…
という目論見もあったとか…残酷すぎます。
放火対策はどんなことをしたらいいの?
日本の火事の出火原因の約20%が放火だというからびっくりです。
放火の対策としていますぐできることは、
- 家の周りに燃えやすいものを置かない
- 物置や車庫には鍵をかける
- ごみは収集日に出す
- 暗がりを作らない
- 家庭内に消火器などの消火器具を常備する
などがあるようですが、もっと詳しい情報が
総務省消防庁のホームページに載っていました。
1.環境要因
◆自治会が行うパトロールに参加する。
◆地域における一声運動に心掛ける。
◆街路灯の設置や玉切れの交換を自治会等に要望する。
◆不審な通行人に気付いたら動向に注意する。
◆放火監視機器設置済の表示を出す。
2.敷地・建物への侵入防止
◆門扉・車庫・物置等、夜間における施錠管理に心がける。
◆容易に開錠されないための防犯ブザーを設置する。
◆建物や敷地に死角をつくる要因となる物の整理整頓を行う。
◆死角となる箇所に侵入監視センサー等を導入する。
◆これらの機器が作動した場合の初動対応について把握しておく。
◆地域連携の警戒パトロールに参加する。
◆玄関先を明るくするための照明器具の導入を進める。
◆長期間留守にする場合には、新聞配達を止めるようにする。
◆長期間留守にする場合には、近隣住民への声かけを行う。
◆チェーンロックを使用する。
◆インターホンシステムを導入する。
◆建物外壁の不燃化と補修を行う。
3.可燃物等の整理
◆可燃物は部外者の目に届かない場所に整理整頓する
◆ごみの回収日を把握しておく。
◆ごみ回収のルールを徹底する。
◆自転車等のカゴに物を放置しないようにする。
◆車両等のボディカバーは防炎製品を使用する。
◆新聞やチラシはこまめに取り込む。
◆郵便受けから新聞やチラシがはみ出さないよう、業者に依頼する。
4.火災の初期対応
◆消火器や簡易消火具を設置する。
◆消火器の使用方法は家族みんなが把握しておく。
◆放火監視機器や住宅用火災警報器を導入する。
◆これらの機器が作動した場合の初動対応について、把握しておく。
◆消防署・自治会・町会等が行う消火活動訓練に参加する。
5.家族や近隣との協力体制
◆近隣者との親睦を深め、お互いの放火火災防止の工夫など話し合っておく。
◆長期不在や外出時には、「お隣さんへ一声かけて」運動をお互いに習慣づけ
る。
◆町会・自治会を母体とした自主防災組織への参加意識を高める。
◆日頃から家族で放火火災防止対策の心構えを話し合っておく。
◆地域で開催される防火講習会や消防訓練等に参加し、放火火災予防への関
心を高める。
◆広報資料やパンフレットの内容を理解し、防火意識の向上を心掛ける。
◆幼年・少年消防クラブ活動の趣旨を理解し、防火を通じた子供たちの育成に
協力する。引用:放火火災防止対策 http://www.fdma.go.jp/neuter/topics/fieldList4_6.html
これを全部やったら確かに事件防止効果はありそうです。
でも…やっぱり「燃えない家」があれば1番いいなって思います。
糸魚川市の火事でも残った家 奇跡的に燃えなかった理由は?
2016年の12月に、
新潟県糸魚川(いといがわ)市中心部で大火発生した事件をご存知でしょうか?
これは、放火ではなくて中華料理店の大型こんろの消し忘れによる火災でしたが
全焼120棟・半焼5棟・部分焼22棟というすごい規模の火災でした。
その焼け野原の中に、ただの一軒だけほぼ無傷で乗り越えた
二階建ての一軒家があり、「奇跡の木造住宅」と呼ばれていたらしいんです。
被害は、窓ガラスのヒビと、高熱による
エアコンの室外機やインターホンの変形くらいだったそうです。
周りの住宅は全部燃えてしまっているのに、
一軒だけほぼ無傷で残るなんてすごすぎる…!!!
その奇跡の木造住宅が燃えなかった理由としては、
- 日に強いステンレスのトタン板で外壁を作っていた
- 一部は耐火煉瓦で作られていた
- 窓はワイヤ入りの二重ガラス
- 屋根の軒先は火の粉が入りづらいように設計されていた
ということだそうです。
耐火煉瓦はたしかに効果が有りそうですね…!!
炭素を含んでいないから燃えることがないですからね~!
しかも、耐震性・耐久性にもすぐれているということらしいので
家を作るときはレンガを取り入れたいなと思いました。
耐火でも燃えなかった家を作った工務店はどこ?
ちなみに、値段は一般の住宅の1.5倍で
この家を手掛けた工務店は「ミタキハウス」ということです。
家の持ち主の方は、住宅を注文するときに、
「丈夫な家を作ってほしい」とだけお願いしたのだとか。
値段は高いですが、それだけの注文でこんなにすごい家を作れるなんて
ものすごく素晴らしい仕事をされているのだな…と感じました。
素晴らしい技術、抜かりない仕事…素敵です!!
放火事件のニュースをみて思ったこと
なんというか…
我が家は今のアパートの家賃もギリギリで支払っているくらいなので、
普通の家の1.5倍の値段となると、ちょっと気が引けてしまいますが
やっぱり命を守ってくれるのはお金なのかな…と思います。
命が無いとお金があってもいみないですからね…。
お金が無くても、命があればいつかお金は作れるかもしれないですもんね。
でも、今回のニュース…なかなか犯人が捕まらないし、
これ以上被害が出ないといいのですが…。
そんなに派手なことが好きなら、花火師とかプロジェクションマッピングとか
みんなが喜んで「素敵!」と言われるようなことにしたらいいのに…。
いつかわたしも、燃えない家を買えるよう…今日も節約します!!
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