こんにちは!草村朱音です。
この記事は、
前回の記事「借金をする人・しない人の行動を比較!借金癖の対処法は?前編」の続きです。
借金の金額が上がっても麻痺してやけになっちゃってる場合の対処法
誰でも気分が落ち込んでしまったり、
嫌なことがあると、自暴自棄になってしまったりしますが、
実はうつの初期症状でも自暴自棄になってしまうことがあるそうなので、
あまりにも「やばいな…」と思う場合は、うつ病の可能性もあるかもです。
で、わたしも実際多重債務に陥って
夫婦で500万円の借金を背負った立場ですので
「もう20万も30万も同じ!!」
「100万も200万も同じ!!」
「300万も400万も500万も同じ!!!!!」
ってかんじで借金を重ねていた時期があります。
でも、実際は怖くて借金の残高を確認することもしていなかったし、
そのせいで400万だと思っていた借金が500万ぐらいだったり、
500万だと思っていた借金があっという間に550万円になってたり…
とにかく、状況を怖くて把握できないからこそ、状況が悪化します。
で、わたしはこのブログを立ち上げてやっと自分の状況を見つめ直して、
任意整理という法的手段をとってなんとかなったというのが現在のわたしの状況です。
なので、もし
- 「いくら借りているのか正確にわからない」
- 「いま借りられる金額(利用可能額)がいくらあるのかしかわからない」
- 「借金が管理しきれずに返済日を忘れる事があり延滞してしまう」
なんてときは、1度借金の全貌を全部書き出してみてください。
- カードの会社名
- カードを使い始めた年月
- 支払い方法
- 毎月の返済金額
- 借金残高
- 利息の割合
- 借り入れ可能額
があると、いずれ自己破産なり任意整理なり個人再生なり、
債務整理をすることになってしまった場合にも役立ちます。
(↑契約する時にかならず聞かれます)
借金の全貌をちゃんと目を逸らさずに見てみて、
その時自分がどうするのか…が1番大事だと思います。
→もう借金を整理しちゃいたい方は債務整理のデメリットもチェック
どうせ自分なんて借金しているのがお似合いだと諦めてしまう場合の対処法
「自分なんて借金で苦しんでいるのがお似合い」と考えたり、
自分を落として卑下するのがクセになっている人は、
- 「自分は謙虚な性格だけど、謙虚なことは悪くはないはず」
- 「自分はダメだから自信を持つ資格が無い」
と考えます。
でも、謙虚な人は
自分がダメなところも受け入れたうえで
- 「それでも自分のこんなところは好き」
- 「悪いところはあるけど自分がダメな人間ってわけじゃない」
と考えることができます。
お金を使うことでしか自分の価値を見いだせない?
どうして自信を持つ資格が無いと思うほど自己肯定感が低くなるのかというと、
親や周辺の人間からダメなところばかりを指摘されるのが原因で
もともとの性格は違うそうです。モラハラとかでもなりそうですね。
自分には価値がないと思うと、価値がわかりやすいお金を使うことで、
自分の価値を見出そうとしてしまうことも。
でも、そんなことを続けていても自分自身の価値は上がっていかないんですよね。
むしろ、周りに借金して無理しているのがバレたら評価はガタ落ちです。
それに「無理してお金を使っている自分」をよしとしていた人が、
まともに自分を想ってくれる人だとは思えません。
そんなときは、自分を卑下してしまう原因の、
「自分を誰かと比べたりダメなところばかりを指摘してくる人」
と距離を置いて、一人暮らしをしたり職場を変えたり離婚したり…
という思い切った決断をすることで、
性格が明るくなって生きやすくなることがあるそうですよ。
ストレスが溜まりすぎていて冷静な判断ができなくなっている場合の対処法
これは、借金持ちにはかなり辛い状況ですよね。
借金でストレスが溜まって、ストレスから冷静な判断ができなくなって
そのせいでまた借金をしてしまって、さらにストレスが溜まって…
という負のスパイラルが続き、まいってしまいます…。
ストレス発散という名目で身の丈に合わない豪遊をしてしまう?
わたしも借金のストレスを、借金したお金で発散しようとしていたことがあります。
我が家ではその頃のことを「現実逃避期」と呼んでいます/(^o^)\
でも、このストレス解消法の効果は一時的でしかない上に、
新たなストレスが積み上がってしまうので絶対にやらないほうがいいです。
(あっというまに100万くらい借金が増えました←何に使ったかわからない)
買い物やお酒を我慢できずに借金をしてしまう?
買い物やお酒を我慢できないで借金をしてしまう時など、
- 買い物依存症
- ギャンブル依存症
- アルコール依存症
などの依存性になっている可能性もあります。
また、今すぐできる方法としては、自分がストレスだと思っていることを
ノートやパソコンでダーッと書き留めていきます。(手で書く方がおすすめ)
ストレス、とまで感じなくても「なんか嫌だな」と感じたことも、
全部書いていきます。そうすると、自分が何に対してストレスを感じているのか、
客観的に見ることができるので、冷静に判断することができるようになります。
心の問題は、その人の甘えや性格だと思われてしまうことも多いですが、
その風潮のせいで心のケアが十分にできずにいる人も多いんです。
心は脳の機能が作っているものなので、わたしは
「心の問題=脳の機能障害」だと思っています。
「うつ病は脳の病気なんだ」と思うと、病院に行ってみようって思いませんか?
ストレスの原因を排除できればそれが1番いいのですが、
病院へ行って楽になるのならそれでもいいのかなと思います。
お金に困っていることや借金のことを誰にも相談できない場合の対処法
次に、誰にも相談できない時の対処法です。
- 借金のことを妻や夫に内緒にしている
- 借金のことを親に内緒にしている
- 借金のことを友達に内緒にしている
- 借金のことを会社の人に内緒にしている
どれをとってもストレスがたまります。
秘密を貫き通すのって、結構しんどいものですよね…。
ただ、借金を告白したところで別のストレスが溜まる可能性もあるので
(離婚や勘当、噂が立つとかクビになるとか…)なかなか踏み切れませんよね。
周りに止めてくれる人がいない・理解してくれる人がいない?
でも、「相談できそうな誰か」がいるなら、
カッコ悪いからとか言いにくいから…とかは別として、
1度相談してみるのもアリだと思います。
わたしのお父さんの友人が、昔借金で自殺してしまったことがあります。
その時、お父さんはそのお友達に借金のことを何も相談されていなかったそうで、
「一言相談してくれていれば…」と、すごく悲しそうでした。
もしかしたら、そう思っている人が自分の周りにもいるかもしれません。
でも、その「相談できそうな誰か」が、年老いた親で心配かけたくないだとか
離婚されそうな配偶者だとかなら、無理に相談しなくてもいいかなとも思います。
その場合、今は「Yahoo!知恵袋」とか「教えて!goo」とか
「発言小町」とか、匿名で相談できる掲示板も多く存在します。
わたしのように、ブログで借金のことを書いている人もいます。
そして、ブログのコメント欄やメッセージからわたしに相談してくれる人もいます。
どうしても周りに相談する人がいない場合は、
ネットを利用して第三者に冷静な意見を聞くのも効果的かと思います。
実際、誰かに相談しようとして文章を書いているうちに、
自分で
「あ、自分は今こういう状況なんだ」
「こうしてみよう」
「ああしてみよう」
と、今どうしたらいいのかの対処法を思いつくかも知れないし、
少なくとも、誰かに打ち明けることで心が楽になります。
借金をどうにかする方法がないか自分で探すことができない?
でも、結局誰にも相談できないまま、
ネットで相談してもあまりいい方法が見つからず、
もうどうしようもない…というときは、プロに相談するのが1番です。
自分の借金の状況を見てプロが相談に乗ってくれます。
相談だけなら無料というところも多いので、気軽に相談できますよ。
借金の理由が浪費だったりギャンブルだから債務整理じゃどうにもならない…
と考えている人も多いようですが、実際は何とかなっている人もいます。
その場合、司法書士ではなく弁護士さんにお願いしたほうがいいと思います。
(その理由はこちら→債務整理は弁護士と司法書士のどちらに相談するべき?)
参考までに、わたしが今まで借金を相談してきた体験談を
こちらに載せておきますね。
相談してみて「やっぱり自分で返していこう」とか
「収入が足りないから仕事を探そう」とかでも大丈夫ですよ。
とにかく、
「誰かに借金のことを話す」「第三者の意見を聞く」
というのが、すごく大きな転機になると思います。
借金しない人の行動を真似して借金癖を治す方法まとめ
ということで、
前回の記事「借金をする人・しない人の行動を比較!借金癖の対処法は?前編」に続き、
借金をする人が借金をしない人になるための対処法を紹介してきました。
客観的に書いたつもりだったのが、
わたしも「借金をする人の行動」に当てはまるところが多く、
どうしても言い訳をしてしまいたくなったりもしました/(^o^)\
ですが、言い訳をしていても借金は1円も減らないので、
今までの行動や考え方を改めて「借金をしない人」になりたいと思います。
コメント
こんばんは。うん、麻痺しますよね~( ´△`)
私、色々で心も体も折れて前職を5年前に辞めたんですが、ストレスを借金で晴らしていた気がします。借金に抵抗のない自分が怖かったです。
前に私もADHDだと書いたかと思うのですが、二次障害で鬱→躁鬱にもなっていたんですよ。だから余計に歯止めがかからなくて。ギャンブルとか株には手を出さなかったのがせめてもの救いですが。首都圏在住在勤で車も乗らないし。その代わり?服やら宝石やら。分不相応な買い物にはまって。
本当にバカでした……。
幸いにもやめて割りとすぐに新しい仕事につけて、介護サービス受けはじめて(居宅介護のなかの家事支援です)、転職で収入はガクンと落ちたのですが、昨年の春から障害年金を受給できるようになったんです。その間に任意整理しましたが。でもそれで目が覚めた気がします。
頼れるときは人を頼ろうって。
自殺とか犯罪とかに走る前に、誰かに相談。大切ですね。
お節介おばさんさん
コメントありがとうございます!
そうそう!金銭感覚が麻痺しちゃうんですよね…!!
「ADHD→鬱→躁鬱」という状況だったら余計辛かったと思います…。
わたしも病院でADHDと診断された時よりもひどい時があったのですが、
もしかしたらそれが鬱になりかけとかだったのかもしれません。
(その時はお金がなくて病院にいけませんでしたorz)
その後、家事支援を受けられたり転職したり任意整理したり…と、
新しいことを始めるってすごくエネルギーを使うことだと思うのですが、
色々な状況を自分で変えて、立ち直ったのが本当にすごいと思います!
わたしは夫と、現在は義実家とも借金のことを話せますが、
他の借金ブログとかをたまに徘徊させていただいていると、
借金を一人で抱え込むストレスってやばいんだろうな…と心配になります。
本当、誰かに相談するって大事なことですよね。
くさむら様こんばんは( ^ω^ )
↓
今すぐできる方法としては、自分がストレスだと思っていることを
ノートやパソコンでダーッと書き留めていきます。(手で書く方がおすすめ)
これすごくいい案ですね( ^ω^ )
さっそく取り入れたら改善策がみつけだせました♪
ありがとうございます!
近くに相談できる人がいなくて、地元の弁護士さんで任意整理の相談したんですが、すごく上からだったり、バカにされたり、責められたりばかりでした。一番傷ついたのは父の知人が優秀な弁護士を紹介してくれるといって連れて行ってもらったときに、父の知人が私の弁護士相談費用一時間分の30分を自分の相談時間にして1円もださずに帰っていったんです。
私は30分しか相談してないのにその人の費用まで払わされて、すごく悲しかったです。だしにされただけでした(´・ω・`)
その弁護士さんもなんだか感じがわるくて最悪でした。
その後くさむら様のブログでアドバンスさんを知って相談したらすごく、親切丁寧で安心して任意整理をお願いすることができたんです♪
話がそれちゃってすみません(´・ω・`)
いつもためになる記事をありがとうございます♪
なおこさん
コメントありがとうございます~!!
自分の頭の中にあることを文字にするのっていいですよね!
わたしもこんがらがってきたら「ダーッと書く」を実践してますw
手帳とか家計簿は買っても続かないんですが、
特に各日にちとかも決めずにバーっとかけるからいいですよね^^
それにしても…
地元の弁護士さんひどすぎますね…。
借金を弁護士さんに相談するなんて、こちらからしてみたら
「最後の手段」なわけで…弁護士さんの対応次第では、
最悪の自体になってしまうことだって考えられるのに…。
もう、そんなところはきっといつか廃業します!w
お父様の知人さんはなんなんでしょうね…ありえないですよね^^;
父と娘で弁護士さんに個人的な相談をしに行こうって時に
一緒に行こうとするなんて相当クセモノですよねヽ(`Д´)ノ
色々大変なことが重なってしまって大変だったと思いますが、
これからは状況がよくなる一方だと思って頑張りましょうね!(^O^)