こんにちは!草村朱音です!
先日、プロに借金を無料相談してみた(詳細は「借金が返せない…自己破産しかない…と思ったら他の選択肢を提案されました」)んですが…自己破産か任意整理のどちらかがいいと言われました。
そこで、どちらがいいのかをちゃんと考えるために、自己破産をするメリットとデメリットについて調べて、どんなリスクがあるのかを知っておこうと思います。

自己破産のメリットは?
【自己破産のメリット】
- 免責がおりれば借金が0になる
- 遠すぎてゴールが見えない借金返済が終わり精神的にホッとする
- 20万円以下の現金は残しておくことができる
- 貸金業者からの取立てがストップする
- 生活を立て直すチャンスになる
- 毎月ATMで「借りて返して」をしなくてよくなる
- これから支払う予定の借金の利息も払わなくてよくなる
なんといっても、自己破産最大のメリットは
「【借金の総額公開】2017年1月 たった3ヶ月で借金が激増…」
↑こんな状態の借金を、もう返さなくてよくなるということ。

このまま利息だけ支払って行けば、10年…20年経っても、
一向に借金が減っていくことはありません…。
自己破産すれば、その借金がなくなる。
稼いだお金が一瞬で返済に消えたりしない…
ちゃんと計画を立てて貯金していくチャンスにもなります…。

また、我が家は現在滞納している債権先はないんですが、
もし滞納していて督促が来ている場合は、それもストップします。
毎月ATMで何件も「借りて返して」を繰り返さなくてよくなるのも大きい。
さらに、自己破産をすると資産を根こそぎ持って行かれてしまうイメージですが、
20万円以上価値が有るもの以外は持っていかれないみたいです。

うん…
自分が「借りたものも返せない人間」ということを思い知ることにはなりますが、
借金がなくなるというメリットは本当に本当に本当に大きいな…と思いました。
それでは、次に自己破産のデメリットを調べてみました!
自己破産のデメリットは?
- 信用情報にのり、新たな借り入れができなくなる
- 20万円以上の価値が有る家や車や保険は処分・解約される(債権者に配当)
- 職業・資格制限がある
- 借金が免除されない場合がある
- 官報に記載される
- 連帯保証人に迷惑をかけてしまう
- 市区町村役場の破産者名簿に記載される
- 自己破産後7年間は再び自己破産することはできない
- 管財事件になった場合は管財人に郵便物を確認される
- 管財事件になった場合は自己破産の手続きが終わるまで、裁判所の許可なく住所の変更・長期間の旅行ができない
- 受任通知が届くと借り入れがある銀行の口座は凍結される
やはり、「借りたものは返す」のは当たり前のことなので、
その当たり前のこともできない自己破産というのは色々デメリットがあるようです。
まずは、新たな借り入れができなくなる・クレジットカードが作れなくなるということ。
自己破産の場合は5年~10年間ブラックのままみたいです。
【関連記事】
ただ、「新しく借り入れができなくなる」というのは、デメリットではなくて借金グセを治すいい機会だと思えばメリットですね!

また、これは自己破産だけでなく債務整理した全ての場合だと思いますが、
借金を債務整理した銀行の口座がある場合は、口座が凍結されるみたいです。
我が家の場合は夫の給料の振込先が、会社指定の銀行なんですが、
その銀行口座のカードローンを使ってしまっているので…債務整理すると凍結されます。
どうしたらいいのか心配で色々調べてみたのがこちらの記事です↓
次に、20万円以上の価値が有る家や車は現金化されて債権者に配当されます。
また、解約返戻金が20万円を超える生命保険も解約になります。
「親がこっそり保険をかけてくれている」という場合も、
解約返戻金が20万円を超えていた場合は解約になってしまうかも…。
わたしの保険はどのくらいの解約返戻金があるのかわからないんですが…多分、ほぼ掛け捨てなので解約返戻金が20万円もないとは思うんですけど…。

また、管財事件になったら郵便物を見られたり、
住所変更や長期間の旅行ができなかったりするそうなんですが、
だいたい自己破産の90%が同時廃止になっているみたいなので、
あまり関係ないかもしれませんね。

ただ…やっぱり心配なのが「官報」だったんですが、このあいだ詳しく調べてみたらあまり心配いらないなと思いました。
…でも……「破産者名簿」って!?
市区町村の役場で管理されているってことは…やばいかも…。(知り合いが役場勤め)

「破産者名簿」については、後でもう少し詳しく調べてみようっと…。
官報については、もうあんまり心配していません。
(詳しくはこちらの記事をどうぞです↓)
連帯保証人については、我が家は指定している借金はないのでいいですが、
やっぱり自分が自己破産したことで連帯保証人に迷惑がかかる…
というのはすごく大きなデメリットなので、悩みそうですね…。
それから自己破産後7年間は再び自己破産することはできないということですが、
「借金をする人は繰り返す」というので、注意深く暮らしていかないとな…と思います。
最後に、今一番心配していること。
それは、自己破産しても借金が免除されない場合があるということ。
信用情報がブラックになって、借り入れができなくなって、さらに借金もなくならない…という状況になったら最悪ですよね…。

借金が免除されない場合についてもまた調べてみたいと思いますが、
こればかりは申し込んでみないとわからないみたいなので、
自己破産にする場合は、お願いする事務所をちゃんと選ばないとな…と思っています。
追記:この記事を書いた1年半後に、自己破産を考えて無料相談してみたので
対応がよかった事務所をランキング形式でのっけてみました。参考までにどうぞです。

自己破産をしたほうがいい場合の目安
ちなみに、借金の額が毎月の手取りの給料の20倍以上の場合、
「返済不能」と言われているので、自己破産を考える目安になりそうです。

また、家や高級車を持っている場合は、その価値を計算してみて、
今持っている資産の価値の合計額が借金を上回っていた場合は、
自己破産をすると損になってしまうことがあります。

自己破産のデメリットとメリットを比較してみた感想
こうして自己破産をした場合のデメリットとメリットをならべてみると、
「数」ではデメリットの方が圧倒的に多いです。
でも、「借金がなくなる」というメリットと、その他のデメリットを天秤にかけるとしたら…結構どっこいどっこいかもしれませんね…。悩みます…。

次は、わたしが自己破産と同時に勧められた、
「任意整理」のメリットとデメリットについて書いていきたいと思います!
コメント